今回は「スイッチボット 温湿度計プラス」の設定やデータ出力、校正の方法についてわかりやすく解説していきます。
※校正とは、使用している実機が正しく測定できているかを確認する作業です。
IT器機に苦手意識がある方や不慣れな方にもわかりやすく解説することを意識してまとめましたので、ぜひ参考にして頂けたらと思います!
・ペットや植物、楽器などの環境管理を行いたい。→温湿度データ確認
・長期的に使える温湿度計が欲しい→校正(ゼロ点調整)の可能
・部屋の温湿度の環境が適切か一目で確認したい。→快適度設定。
【SwitchBot 温湿度計プラス】の概要については下記の記事を参考にして下さい。
赤外線のリモコンで操作する家電については【SwitchBot ハブミニ 】下記の記事を参考にして下さい。
目次
温湿度データ確認・CSVエクスポート
温湿度計本体は過去68日間のデータが保存されますが、SwitchBotハブミニ/ハブプラスと連携すれば、温湿度計はWi-Fi経由で追加された時から今までのデータ記録がすべて無期限に保存できます。
CSVファイルでエクスポートも可能です。
ペット・観葉植物・楽器・ワインセラーなどの管理に役立ちますよ。
手順
⑤以降は、OneDriveへCSVを保存について紹介します。
①ホームをタップ
②温湿度計プラスをタップ
③温度グラフ表示
④湿度グラフ表示
※温湿度データ確認のみの方はここまで!
CSVエクスポートについて知りたい方は、以下ご参考。
⑤下へスクロール
⑥データエクスポートをタップ
⑦エクスポート間隔をタップ
⑧開始時刻を選択
⑨終了時刻を選択
⑩エクスポートをタップ
⑪OneDriveをタップ
⑫保存するフォルダを選択
⑬ここにアップロードをタップ
⑭指定したフォルダへファイルが保存される
⑮CSVファイルをExcelで開くと図のようにデータが表示されます。
温度校正 ゼロ点調整
校正とは、「JIS Z 8103」による定義で「計器または測定系の示す値、もしくは実量器または標準物質の表す値と、標準によって実現される値との間の関係を確定する一連の作業 」とされています。
流量計に流量が流れていないときの測定値をゼロに調整することと同様のことです。
手順 温度編
①ホームをタップ
②温湿度計プラスをタップ
③設定(歯車)アイコンをタップ
④校正をタップ
⑤温度校正をタップ
⑥次へをタップ
⑦設定を行う温度を設定
校正 ゼロ点調整 方法
以下、SwitchBot公式サイトより引用
参考デバイス
他社の精度が高い温度計または湿度計がある場合、それを参照として使用できます。
安定した環境でSwitchBot温湿度計の隣において、少なくとも30分間以上お互いに順応させ、測定値を確認します。
アプリのホームページから温湿度計の右上側の歯車をタップして「校正」に入り、校正欄の数値を調整して参照デバイスと一致します。
温度校正
参照デバイスがない場合、氷水の温度を校正基準とすることが可能です。氷と水を容器に入れて均一に混ぜます。
SwitchBot温湿度計をジップトップに入れます。保存袋からできるだけ空気を除去してください。
SwitchBot温湿度計本体を氷水に入れます。袋に水が入らないよう、しっかりジップトップのくちを閉じてください。
数値をより精確的に読み取るために、少なくとも30分以上温湿度計を置く、更新された数値が正確に0.0°Cになるように調整欄の数値を調整します。
操作上の注意:
1、テストを実行するとき、ジップトップからできるだけ多くの空気を除去するようにしてください。
2、温湿度計本体のLED画面が上向きになるよう氷水に入れる。
3、プラスチックの本体ケース、バッテリーなど、バランスを維持するために、温湿度計をできる限り水に沈めさせるようにします。
湿度校正 ゼロ点調整
校正とは、「JIS Z 8103」による定義で「計器または測定系の示す値、もしくは実量器または標準物質の表す値と、標準によって実現される値との間の関係を確定する一連の作業 」とされています。
流量計に流量が流れていないときの測定値をゼロに調整することと同様のことです。
手順 温度編
①ホームをタップ
②温湿度計プラスをタップ
③設定(歯車)アイコンをタップ
④校正をタップ
⑤湿度校正をタップ
⑥次へをタップ
⑦設定を行う湿度を設定
湿度校正 ゼロ点調整 方法
以下、SwitchBot公式サイトより引用
湿度校正
「飽和塩法」での校正方法
「飽和塩法」を簡単に説明すると、飽和状態まで塩を溶かした水(飽和塩水)を密閉容器に入れておくと、決まった湿度がつくれるという方法です。校正方法はネットで調べることができます。
キャリブレーションキットでの校正方法
ジップトップを開けて、SwitchBot温湿度計を入れて密閉し、室温で温度変化の少ない場所に置きます。
少なくとも24〜36時間そのままにして、更新された読み取り値があることを確認してから、アプリから調整欄の数値を調整して、正確に75.0%の湿度を読み取ります。
キャリブレーションキットを密封しておくと、最初のテストから少なくとも3か月間は何度でも使用できます。
校正の際はAmazon.co.jp: Boveda キャリブレーション キットがお勧めです。
快適度設定
表示画面の快適表示アイコンの設定を行うことができます。
お部屋の温度・湿度が快適かどうか、簡単に把握することができますよ!
快適度設定:手順
①ホームをタップ
②温湿度計プラスをタップ
③設定(歯車)アイコンをタップ
④快適度をタップ
⑤快適温度に設定する温度をスワイプし調整
⑥快適湿度に設定する湿度をスワイプし調整
⑦保存をタップ
実用例:平日の就寝前に部屋の温度が15℃以下の時に暖房をつける
シーン設定で「月~金曜の20時~22時の間に、部屋の温度が15℃以下になったら、暖房(18℃・風量自動)を運転開始する」設定の方法を解説します。
今回紹介するシーン設定では、
冬の「良質な睡眠をとる為に重要な室温管理」が自動で行えますよ!
シーン設定:手順
①シーンをタップ
②追加(+)アイコンをタップ
③条件を追加をタップ
④温湿度計プラスをタップ
⑤温度をタップ
⑥15℃以下を設定
⑦OKをタップ
⑧アクションを追加をタップ
⑨エアコンをタップ
⑩運転(ON)をタップ
⑪温度を18℃の設定
⑫暖房に設定
⑬シーン名を入力
⑭日時指定をタップ
⑮カスタマイズをタップ
⑯開始時刻を選択
⑰終了時刻を選択
⑱月曜~金曜を選択
⑲作成をタップ
⑳作成したシーンが追加されたことを確認
これで、就寝前に「寒っっ。。」って思うことがなくなりますよ。
今回紹介したシーン作成を応用して、様々なシーンを作ってみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、【SwitchBot 温湿度計プラス】設定・データ出力・校正についてわかりやすく解説!でした。
温湿度データの確認や温湿度管理などができるコスパ最強の温湿度計です。
【SwitchBot 温湿度計プラス】を活用して、適切な温湿度に環境を整えて豊かな生活を送っみてはいかがでしょうか(^^)/
電源のオンとオフで操作する家電については【SwitchBot プラグミニ 】下記の記事を参考にして下さい。
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